筆 Your Tomorrow

1963年11月3日、イングランド北部の都市リーズにあるオデオン・シネマでコンサートを行ったビートルズ。

2回のステージを行った。

8月にリリースした‘She Loves You’が記録的な大ヒット、さらに強力なシングル‘I Want To Hold Your Hand’、セカンド・アルバム“WITH THE BEATLES”を完成し、発表を待つのみの状態で、上昇気流に乗ったビートルズだったが、この日、サインをもらったプログラム販売スタッフによると、彼らはいつもどおり謙虚だったという。

翌日は王室主催のロイヤル・コマンド・パフォーマンスに出演するにも関わらず、スター気取りの態度は全くなかったという。

　まさに、スーパースターになる直前の4人が書いた、世界的に貴重な遺産と言える。

最初のステージの前、会場のスタッフたちは楽屋に案内され、列に並び、サインをもらう間にいくつか会話を交わすという恩恵に授かった。

青いボールペンのインクの出が悪く、ジョンは一度書こうとして、インクの出が悪かったため、他の場所でペンをならしたという（ジョンの最初の文字「J」を小文字で書こうとして止めているのはそのせいだろう）。

「Beatles」というバンド名もジョンが書いたもので、これも貴重。

ジョンが他のメンバーにサインをまわしたそうで、順当に考えると、ジョン、リンゴ、ジョージ、そしてポールという順に書いたのだろう。

ビートルズの人気は売り上げやチャートといった数字的にも、観客の状態など見た目にも急上昇しており、それに慣れないせいか、「彼らはそのことを半ば恥ずかしがっているように見えた」という。

スタッフたちも誰も悲鳴をあげたり、メンバーに抱きつこうとしたりせず、整然と並んでいたとか。

　前座には1963年にレノン＝マッカートニーの‘There’s A Place’をカバーしたケストラルズもおり、驚くべきことにマネージャーがメンバーの一人を宿泊できる場所はないかと相談。

この販売スタッフの家にメンバーのロジャー・マッグスが宿泊したという。

サインのサイズ：13×16cm 額サイズ：41×53cm 海外の鑑定人とビートルズ・クラブの証明書付 この日こんな曲を演奏していた！ ・I Saw Her Standing There ・From Me To You ・All My Loving ・You’ve Really Got A Hold On Me ・Roll Over Beethoven ・Boys ・Till There Was You ・She Loves You ・Money (That’s What I Want) ・Twist And Shout4人がはっきり、くっきりとサイン！ 極美の直筆サイン登場!! 保存状態かなり良し!!!

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